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クレジットカードの相続手続きについて
クレジットカードの相続手続きについての一般的な流れを以下に説明します。相続の具体的な状況によって手続きが異なる場合がありますので、詳細はクレジットカード会社に確認する必要があります。たらい回しにされることが多いので、注意して下さい。
亡くなった方(被相続人)のクレジットカードがある場合、まずカード会社に連絡し、被相続人が亡くなった旨を伝えます。
被相続人のクレジットカードは、原則として死亡によって利用が停止されます。相続人がカードを解約する手続きが必要です。
クレジットカードの未払い金がある場合、相続財産の一部として処理されます。
クレジットカードのポイントや特典は、カード会社の規定によります。多くの場合、ポイントは無効になることが一般的ですが、一部のカード会社では相続人に引き継ぐことができる場合もあります。カード会社に確認が必要になります。
被相続人がキャッシングやローンを利用していた場合も同様に、未払い金が相続財産として扱われます。相続放棄をする場合には、これらの債務は、引き継がれません。
負債が多い場合、相続人は家庭裁判所に相続放棄の申立てを行うことができます。相続放棄をすると、クレジットカードの未払い金や他の負債も引き継ぐ必要がなくなります。負債があるのか不明な場合は、信用情報調査で確認することができます。
注意点
クレジットカードの相続手続きについては、カード会社特有の手続きの仕方などがあります。お手伝いできる事が沢山ございますので、ご連絡下さい。