介護していた人なのに・・・

「介護したのに損!? 親の面倒を見た子 vs. 何もしなかった子」

相続のトラブルでよくあるのが、「介護した子」と「何もしなかった子」の対立です。
「親の世話をしたのだから多くもらいたい!」という気持ちと、「相続は平等」という考えがぶつかり、争いに発展することがあります。

 事例:「介護した長女 vs. 何もしなかった長男」

👨‍👧‍👦 登場人物

  • 父(被相続人)
  • 長女(50代):10年以上、親の介護をしてきた
  • 長男(60代):県外に住んでいて、介護にはほとんど関わらず
  • 遺産:実家(2,000万円)+ 預金(1,500万円)

トラブル発生!

  • 長女:「私は親の介護をしてきたから、多く相続するべき!」
  • 長男:「法律では、兄弟で半分ずつが当たり前!」
  • 長女:「介護の負担は私だけだったのに、同じ取り分は納得できない!」

👉 法律(法定相続分)では、兄弟は1/2ずつ相続することになっています。
しかし、長女のように介護をしてきた人は「寄与分」を主張できる可能性があります。

 

🛠 解決策

「寄与分」を主張する(介護の貢献を認めてもらう)

寄与分(きよぶん) とは、亡くなった人の財産を増やしたり、維持するのに特別な貢献をした相続人が、通常の相続分より多くもらえる制度 です。
長女は「介護の負担があった」として、家庭裁判所に寄与分を申立てることができます。

・介護のために仕事を辞めた、生活費を負担したなどの証拠があれば有利
・ 認められれば、長女の相続分を増やすことができる

 

遺言書があれば、争いを防げた

もし父が「長女に多めに相続させたい」と考えていたなら、
生前に「長女に多く渡す」と遺言を書いておけば、スムーズに相続できた。

遺言書の必要性を感じる
・ 長男も納得しやすい形で記載できる

 

生前に「家族信託」をしておく

親が認知症になる前に、「長女が管理できるようにする方法」として 家族信託 も有効。
たとえば、親の財産を長女が管理し、親が亡くなった後の財産分配についてあらかじめ決めておくことができる。

 

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